2025年3月25日~7月21日
TAKANAWA GATEWAY CITY
東京
東京の新たな玄関口として2025年3月27日に開業した高輪ゲートウェイシティのまちびらきを記念するインスタレーション「100色の道」を発表。『100 colors』シリーズのno.53となる本作品は、100色の無数の線で作られたインスタレーションの1本1本に2025年から100年先までの年号が刻まれ、未来100年の時間の流れを100色で表現している。
幾重にも重なり合う線、100色のグラデーション、そしてたくさんの数字。これらが相重なることで、ここから始まる未来100年の無限の可能性を連想させ、無限に存在する「道」を100色と重ねて表現した。
本作品は2400本の線で作られており、これらの100色の線を規則正しく等間隔に配置して、空間を構成している。眺める角度、歩く場所によって、数字が現れたり消えたりしながら目に映る色の重なりも変化し、様々な表情を生む美しい虹のモアレを作り出す。インスタレーションの中央には切り抜かれた道があり、外から眺めるだけでなく中に入ることで、100年の時の流れと100色のエネルギーを肌で感じられる。
ゲートウェイパークのインスタレーションに合わせて、高輪ゲートウェイ駅の南・北改札上部のグラフィックアート、ゲートウェイパークの街フラッグも手掛けた。ARコンテンツ「100色の街」では、スマホを通して「100 colors」の世界に没入体験ができる。展示期間中には「色」をテーマにしたワークショップ「街の色を探しに行こう!」を開催した。
このインスタレーションを通して、様々な出来事に出会い、色々な思いを抱きながらも、将来に向かって生き生きと人生を歩んで欲しいという願いを込めている。
※100 colors no.53 「100色の道」は100 colorsインスタレーションシリーズの第53作目である。