〈ミラノサローネ2009レポート vol.1〉Milano Salone 2009 Report
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090421

3日前ミラノに着きました。毎日雨で一昨年のような青空は現れません。サローネは明日からスタートですので今日はプレス内覧会が多いです。
INTERNI主催の大きいイベントが今日スタートしましたので見に行きました。
「デザインエネルギーに関するテンポラリーインスタレーション」が今年のテーマで展示場所はミラノ大学の中庭。
ミラノ大学は15世紀の建物で病院として造られた。
Penduleum/CULDESAC
Parasols/F.H.Campana
Marbleous Garden/Patricia Urquiola
Una casa per sognare/
Mario Cucinella
Limitless color tower/Marco Piva
Airstream+MINI/Fritz Hansen
その中で特に気に入ったのは下記の3点。

Villa Navaraの屋根の一部/Rudy Ricciotti →
彼は南フランスで活躍している面白い建築家で、地中海のランドスケープと深い関係を持つ彼の建築は有名。
個人住宅は特に面白い。www.rudyricciotti.com
acqua/D Tao
水というテーマについてのアルミニウムワーク。その上を歩き、音や光の反射が楽しめる。
(Re)fuse/Jacopo Foggini
アーティストの作品のスクラップによってリサイクルされたメタクリル酸塩のカラフルカーペットで美しい。

090422

今日はサローネ初日です!天気が急に変わって、青空が戻って暑いです。
国際見本市であるFiera以外は市内に400の展示があるので前もってピックアップして、ある程度プランニングしないと廻れなくなります。
昨日ガイドが手に入ったので、そのガイドに付いている地図に見てみたい展示番号に赤をつけて、だいたいの行動範囲が見えた。
今朝はホテルを変えたので、15時にはホテルを出てMoscova駅周辺を目指した。
Dutch Invertuals
途中気持ちのよい店を発見し入ってみた。オランダ人デザイナー数人の展示で、作品である空間演出はとても面白かった。
RAW COLORSは野菜と野菜の持っているパワフルなカラーについてのリサーチ。
野菜のビジュアルエッセンスを残すインクそして新しいプリンティングプロセスをつくった。
■ Dutch Invertuals : www.dutchinvertuals.nl
Moscova駅周辺は初めて行ったのですが家具やデザイン系の店が多くて、道もきれいで雰囲気はいい。
Kerakoll Design
新素材「Cementoresina」の新ショールームを見たくて行きました。
プロジェクトとアートディレクションはPiero Lissoni。クールや暖かいグレー系色の組み合わせがきれいでした。
■ Kerakoll Designについて : http://division.kerakolldesign.it
Ettore Sottsass
ミラノでは面白い展示があるのは当たり前ですが、展示場所自体が面白い場合も多い。
たまたま通った道にギャラリーの入っている古い建物があって、中庭が気持ちよさそうだったので入ってみたらEttore Sottsasが10年間このギャラリーのために手がけた作品の展示がありましたので覗いてみました。
Parco Sempione/Triennale
歩いてTriennaleに向かった。今日は本当に暑くて若い人からお年よりまでみんなアイスクリームを食べています。
Neorealby Canon
Triennale内にはいくつかの大きい企画展がある。日本関係展は3つもある。その中のキャノンの「ネオリアル展」のレセプションに行きました。キャノンの技術とデザイナーとのコラボで生まれた新空間の発表でした。

建築家の平田晃久氏と、インタラクティブアーティスト松尾高弘氏が深い海の世界をつくった。松尾さんに案内をしてもらいました。やわらかい膜に近づくと、クラゲが発生する。からだで感じる展示でとても面白かったです。

隣の空間ではキャノンのデザイナーが考えたもうひとつのインタラクティビティ。高機能カメラが人の輪郭を感知し、コンピューターを通して壁に投影する。頭の形をよく見ると私が映っています!
SENSEWARE
キャノンのすぐ近く、原研哉氏ディレクションの東京ファイバー「SENSEWARE」のパーティーに行きました。
日本の繊維企業とデザイナーとのコラボ企画で会場も広く、人も多かったです。
この企画展のレベルがとても高く、普段あまり意識しない様々な素材の可能性を見せてくれた。

出展者のGwenael Nicolasと話しましたが、各デザイナーが一人一人自由に作品を考えたので様々な方向性が出てきて面白い。各作品は本当に面白かったのですが、特に驚かされたのは隈研吾氏と原研哉氏の2つの作品。
隈氏は光ファイバーの入っているコンクリート、つまり光が通るコンクリートの作品を発表しました。不思議、そして美しかった。
原氏のWater Logo、技術はもちろんですが本来固定的であるロゴが動きのあるそして繊細な水滴によって現れたり、消えたりして感動的でした。

唯一ネガティブ点といえば、会場構成。大きい作品が動線をふさいで、人の多いレセプション日ではなかなか通れる道がなくて。もちろん全体のクオリティーから見て大した問題ではなかったのですが建築家としてすごくすごく気になった。
Monert (素材名)/原研哉+Atelier Omoya×ユニチカ
Breathair/
佐藤可士和×東洋紡績
Monert/
隈 研吾×三菱レイヨン
ナノフロント/
パナソニックデザインカンパニー
×帝人
Breathair/
鈴木康広×東洋紡績
Terramac/
東 信×ユニチカ
Smash/
ミントデザインズ×旭化成
Felibendy/津村耕佑×クラレ
写真は一部の作品のみですので他の作品もぜひ下記のHPから見てください。
■SENSEWAREについて : http://tokyofiber.com


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